持続可能性とスチュワードシップ (受託責任)

持続可能性

米国の酪農業界は、土地に関する豊富な管理運用経験を有し、持続可能な酪農業への長期的なコミットメントを続け、同業界の経済的・環境的・社会的貢献度を高めていることに誇りを持っています。現代および次世代のニーズを満たす環境に優しい持続可能な米国の食品システムにおいて、乳牛は重要な役割を果たしています。米国には健康的な乳製品や原料が数多くありますが、その代表格が牛から得られる栄養価の高い牛乳です。

健康的で栄養価が高く、おいしく、手軽に入手できるという点で、牛乳はどの食品よりも優れていると言えるでしょう。1 頭の牛からとれる牛乳量は、平均で 1 日あたり 144 サービング (米国) です。含まれる成分はカルシウム、ビタミン D、カリウム、たんぱく質など、人が健康を保つうえで不可欠な栄養素です。

酪農場は持続可能性を追求しており、その取り組みを支えるのが乳牛に備わった第四胃の強力な消化システムです。実際、乳牛のえさの 75% は人間が消化できないものです。乳牛の栄養計画の目的は、牛乳の生産量を増やし、さらには製造時に発生する副産物を破棄せずに新たな価値を創出することです。米国の乳牛の飼料計画には、食品および飲料の加工過程で生成される柑橘類のパルプや、繊維産業で生じる綿実などの品目が含まれています。つまり、牛からとれる牛乳はこのような栄養素がもとになっています。

米国の酪農場で生じるもう 1 つの持続可能な副産物は牛糞、つまり再生可能なエネルギー源に変換可能な自然肥料です。栄養素を豊富に含む牛糞により、耕作地が肥沃になり、人間や動物が食べる作物の収率は高まります。1 頭の牛から得られる肥料は、1 日あたり 64 リットル (17ガロン) です。これは、25 kg (56 ポンド) のトウモロコシ、または 38 kg (84ポンド) のトマトを栽培するために十分な量です。

米国の酪農業界は、肥料から付加価値を生み出すために、さらなる持続可能性を追求しています。たとえば嫌気性消化システムを使用すると、糞尿や商業食品廃棄物から電気、自動車やトラックの燃料、繊維、肥料を生み出すことができます。その結果、歳入とコスト削減分を合わせて、牛 1 頭あたり年間 200 米ドルのプラスとなります。

米国酪農業界が掲げる持続可能性への取り組みの最終目標はシンプルです。人々の健康、地球の健康、地域社会の健康1 頭の牛がどのような形で持続可能なフードシステムに貢献しているかについては、米国乳製品イノベーション センターのウェブサイトで詳細をご確認ください。

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