ドレッシング、ディップ、ソースは、料理の味を決める役割をもちます。もともとは簡単に手に入る材料を使って作られた「料理のおとも」であり、シンプルな料理を、味わい深く満足感の高い一皿に変えることができます。乳製品は、サラダ、前菜、そしてメイン料理において重要な役割を担っています。

米国産の乳製品を使うことで、変化を続ける消費者のニーズを満たす、トレンドに合った革新的なドレッシング、ディップ、ソースをメニューに加えることができるようになります。米国産乳製品についての詳細は、「製品」セクションをご覧ください。

ドレッシング、ディップ、ソースの最新トレンド

人気のサラダ ドレッシングであるランチやブルーチーズ ドレッシングですが、最近では、前菜やメイン料理と組み合わせて提供されることが増えてきています。また、パルメザン チーズをのせたシーザー サラダは、全米のレストランで新たな人気メニューとして台頭しています。フォンデュ、ほうれん草 ディップ、アーティチョーク ディップなどの熱々のチーズ ディップも高い人気を誇り、米国の人気カジュアル レストラン チェーン上位 10 社では、さまざまなバリエーションのチーズ ディップが提供されています。 

サラダをおしゃれに

シーザー サラダは、1920 年代、メキシコのティファナでイタリアンレストランを経営していたシーザー・カルディーニによって考案されました。元々は余ったロメイン レタスを活用するために考案されたメニューですが、今では世界的に有名な人気サラダとなっています。シーザーサラダにも多くのバリエーションが存在しますが、パルメザンチーズは欠かせない材料です。以前は高級レストランでしか食べることができなかったシーザーサラダですが、今ではファストフードやカジュアルレストランでも食べられるようになっています。

ランチとブルー チーズ ドレッシングは、サラダ ドレッシングの域を越え、さまざまなタイプのレストランで幅広いメニューに使われています。主にチキンウィング、ピザ、フライドポテト、ハンバーガーなどの付け合わせとして提供されますが、もっと高級な料理に使われることもあります。スパイシーなランチドレッシングは、定番のバターミルク、サワー クリーム、ヨーグルトを使ったレシピにはないパンチのある味が楽しめるとして、近年その人気が高まっています。 

チーズ ディップが再び「ホット」に

流行は繰り返すというのは、ファッションだけでなく食べ物にも言えることです。かつて流行したアイテムは時を経て必ずまたトレンドになります。1970 年に大流行したメニューが、このたび新たなフレーバーを加え、再び大流行の兆しを見せています。ほうれん草ディップやアーティチョークディップなど、クリームチーズ、サワークリーム、パルメザンチーズをベースにしたディップの中には、フォンティーナ、ペッパー ジャック、シャープ チェダーといった新たなタイプのチーズを材料に使ったものも登場しています。また、ホットディップの人気の高まりは、マカロニチーズのような乳製品を使った昔懐かしいメニューの人気が再燃していることを反映しています。