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朝食は、1 日のうちでもっとも大事な食事であるといわれています。忙しい現代のライフスタイルを背景に、朝食を外で食べる消費者の数が増加しており、アメリカのフードサービス業界はそのニーズに対応しています。クイックサービスレストラン (QSR) やフルサービスレストラン (FSR) で提供される朝食メニューには、乳製品が多く使われています。チーズ入りオムレツ、クリームチーズ・ベーグル、そしてミルクがけシリアルなどのメニューでは、乳製品が重要な役割を果たしています。

米国産乳製品なら、朝食を外で食べる消費者の心をつかむお手伝いができます。チーズなどの乳製品は、甘い朝食メニューにも塩味の朝食メニューにも対応できる理想的な材料です。米国産乳製品についての詳細は、「製品」セクションをご覧ください。

朝食の最新トレンド

朝食ファミリーレストランや QSR で人気の高い朝食メニューと言えば、オムレツとサンドイッチです。これらのメニューが朝食におけるチーズの消費量を押し上げていますが、最近ではハッシュブラウン、ワッフル、クロワッサンなどの定番メニューにもチーズが使われるようになってきています。2008 年から 2013 年にかけて米国のあらゆる業態のレストランを調査した結果、人気の朝食メニュー 5 つのうち 4 つ (ヨーグルト、オムレツ、ブリトー、ウェボスランチェロス(メキシコ料理)) に乳製品が使われていました (出典:Datassential)。 

ファミリーレストランで朝食サンドイッチ

手で食べるサンドイッチと言えば QSR の朝食メニューの定番でしたが、最近では着席型のレストランチェーンでも、サンドイッチが朝食メニューとして提供されるようになってきました。朝食サンドイッチは、ファミリーレストラン部門に完全に浸透しており、現在全米のファミリーレストランチェーン上位 7 社のうち、6 社で朝食サンドイッチが提供されています (出典:National Restaurant News 2013)。そして、ファミリーレストランで提供される朝食用サンドイッチの 9 割以上に、チーズが使われています。 

QSR 部門での競争も激化

米国の大手 QSR チェーンのうち、朝食メニューを提供しているチェーンの数は、ここ数年で 5 社から 10 社に倍増しました。また、メニューの内容も従来のプロセス チーズを使ったものに留まらず、ナチュラル チーズを取り入れるなどその幅を広げています。さらに、ファストフードやファストカジュアルレストランのメニューにも、ワッフルサンドイッチやスフレなど、チーズや他の乳製品を使った新たな朝食メニューが登場してきています。