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おいしいデザートへの欲求は留まることを知りません。2013 年に新たに発売されたアイスクリームやその他デザートの数は 8000 種類を超え、罪悪感が少ないデザートを求める消費者のニーズを満たすための、5 年にわたる世界的な新商品発売ラッシュはピークに達しました。1

冷凍、冷蔵、そして常温で食べられるデザートを製造する食品・飲料メーカーの多くが、味がよく、栄養価の高い原料の供給元として米国の乳製品メーカーを利用しています。ホエイ、パーミエート、チーズなど乳製品原料は、罪悪感を感じずに味わえるデザートを生み出すために必要な味、機能、そして栄養を提供します。米国産の乳製品および乳製品材料を使うことで、開発担当チームは、革新を続けながら流行に合わせた製品を常に提供することができます。米国産乳製品についての詳細は、「製品」セクションをご覧ください。  

デザートの最新トレンド

デザート冷凍品、冷蔵品、そしてプディングやフランなど常温で食される商品から成るデザート部門は、アイスクリーム分野における堅調な成長に支えられています。 

アイスクリームの全世界売上高は 2008 年から 2013 年の間に 30.4% も増加し、さらにこの成長は、2013 年から 2018 年の間に 42.3% に達すると予測されています。また、同 5 年間の冷蔵デザートおよび常温デザートの成長率は 6.6% でしたが、2013 年から2018 年にかけての成長率は 18.6% と予測されています。2  

つまり、デザート部門全体のけん引役となっているのがアイスクリームです。味のいいデザートへの需要が世界的に高まる中、おいしくて「体にいい」デザートを消費者に提供するため、アイスクリームの開発が続けられています。 

けん引役はアイスクリーム

食後のデザートとして、時間を問わずに楽しめるおやつとして、そして栄養補給の手段として消費者が口にするアイスクリームは、世界における主要デザートの位置を揺るぎないものとしています。5 年連続のプラス成長を遂げたアイスクリームの世界市場は、次の 5 年間 (2013 年から 2018 年)で年 7.3% の成長率を記録すると試算されています。2  

アイスクリーム部門においては持ち帰り用の商品がもっとも人気が高く、2012 年に世界で発売開始されたデザートおよびアイスクリームの新商品の 35% を占めています。3  

世界の消費者たちの多くは、アメリカのアイスクリームの最新トレンドに注目しています。経済発展が進む中国、東欧、中東でアメリカのアイスクリームが好まれるようになり、グローバルブランドが各地域の製造メーカーの買収と刷新を進めています。4  

「体にいい」デザート

持ち帰り用のアイスクリーム部門では、「ヘルシーな」デザートを求める消費者のニーズに合わせた低脂肪商品が多く発売され、2012 年の全世界における新商品のうち 14.9% を占めています。3  

「体にいい」デザートへの需要を満たすため、消化を助ける乳酸菌を使ったフローズン ヨーグルトなどの冷凍デザートが近年増えてきています。4 またその他の付加価値商品としては、乳酸菌を加えた冷凍・冷蔵デザートや、プレバイオティクス、オメガ 3 脂肪酸、カルシウムを添加した商品がトレンドとなっています。4  

世界の味

近年、アメリカ人の食の好みもグローバル化が進み、各国のエスニックな味を食事やデザートに取り入れる家庭が増えてきています。事実、アメリカの全家庭の 90% が、自宅または飲食店で定期的にエスニック料理を口にしています。4  

デザートにおいてこのトレンドは、米国市場におけるヒスパニック系またはアジア系アメリカ人をターゲットにした商品の発売につながっています。また、アメリカのアイスクリームが世界的な人気となっており、そこにエスニックのテイストを加えることで、世界中の消費者の興味をそそるフュージョンフレーバーを生み出すことができます。5  

例えば、冷凍デザートのフレーバーにアジアのテイストを加えることで、洗練されたレストランのデザートとして高い期待に応えることのできるユニークな味を生み出すことができます。このトレンドにより、2013 年の米国およびヨーロッパのアイスクリーム製品には、カルダモンやジンジャーといった香辛料を使ったものなど、アジアの影響が見受けられました。5  

各国の味を取り入れたデザートに米国産乳製品を使うことで、世界中の消費者の舌を満足させることができます。そしてその結果、米国産乳製品の機能的および栄養的メリットを提供しつつ、消費者が求める世界各国のフレーバーを実現するデザートを生み出すことができます。  

乳製品の活用

米国産乳製品原料は、味、機能、そして栄養の三拍子そろった、優れた原料です。以下の表に、代表的な 8 つの乳製品原料がもつメリットが示されています。

 乳糖
牛乳 & クリーム粉乳

濃縮ミルクたんぱく質
ホエイリン脂質
濃縮ホエイたんぱく質分離ホエイたんぱく質
ヨーグルト
  あり     あり あり あり  
乳化       あり あり あり あり  
脂肪結合       あり   あり あり  
減脂               あり
風味 あり あり            
ゲル化             あり  
栄養強化           あり あり あり
保存性       あり   あり あり  
安定性           あり あり  
減糖       あり        
食感 あり     あり   あり あり  
とろみづけ   あり       あり あり  
泡立ち性           あり あり  
  乳糖の詳細情報 粉乳の詳細情報 ミルクたんぱく質の詳細 ホエイの詳細情報 ホエイの詳細情報 ホエイの詳細情報

Resources & Insights

イノベーションのアイデアや技術的サポートをお探しですか。 米国産乳製品を使ったデザートの開発については、以下の資料に詳しくご説明しています。ダウンロードしてご確認ください。


1Innova Database.Chilled Desserts.February 2014.
2Euromonitor.Key Category Growth.2013.
3Innova Database.Indulgence and added value drive ice cream innovation.December 2013.
4Gallup in AE Sloan Food Technology, June 2010.
5Packaged Facts.Ice Cream and Frozen Desserts in the U.S.:Markets and Opportunities in Retail and Foodservice, 6th Edition.Jan. 1, 2010. http://www.packagedfacts.com/Ice-Cream-Frozen-2385473/