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メニューにバラエティを持たせるために新たなコンセプトを取り入れる場合、多くのシェフはメイン料理ではなく前菜を使います。 

料理の上に散らしたり、とろけさせたり、ソースに入れたりと、材料としてもメイン食材としても幅広い用途をもつチーズは、その種類を問わず世界各国で前菜に使われています。 

米国産乳製品は、トレンドをいち早く取り入れ、舌の肥えた消費者たちのニーズを満たすことのできる革新的な新メニューの開発に日々取り組んでいるシェフたちの強い味方となります。米国産乳製品についての詳細は、「製品」セクションをご覧ください。

前菜の最新トレンド

前菜現在、米国のフル サービス レストラン (FSR) チェーンで提供されている前菜メニューのほとんどにチーズが使われています (Technomics' Top Ten FSR's)。健康志向から味の追求まで、米国フードサービス業界の最新トレンドには、世界市場においてチーズなどの乳製品の消費量を押し上げる大きな可能性が秘められています。  

近年急速に種類を増やしているフラットブレッド(平たいパン)や「小皿料理」の人気が、栄養豊富なイメージを持つメニューを好む健康志向の消費者たちに受け入れられています。チーズは、質の高いたんぱく質と必須ミネラル、そして感覚に訴えるおいしさを提供する食材です。   

一方、美味しさに重点を置いた昔ながらの前菜メニューの人気も衰えておらず、ここでもチーズは重要な役割を担っています。前菜の定番であるモッツアレラ チーズ フライやバッファロー ウィングのブルー チーズ添えから、プレッツェル人気が火をつけたチーズ ディップの復活まで、チーズはアメリカで人気の前菜を作るうえで欠かせない材料です。  

ヘルシーな前菜の提供

世界中で愛されるピザと、ヘルシーで栄養豊富な食事を求める消費者ニーズが合わさって生まれたのが、フラットブレッドという新たなトレンドです。野菜やサラダをトッピングしたフラット ブレッドにチーズを使うことで、食感や味にバラエティをもたせることができます。クリーミーでマイルドなモントレー ジャックから、ポロポロの食感と独特の風味をもつフェタまで、さまざまなチーズがフラット ブレッドの流行と続々と生まれる新レシピがもたらす可能性をさらに広げることができます。  

小皿料理 

複数の前菜を盛り合わせたメニューは、全米の主要 FSR 10 社のうち 7 社で提供されており、その約半数近くが、通常の前菜メニューとは別に「小皿」メニューを提供しています。ヘルシーさを追求しつつ、さまざまな料理を楽しみたいという消費者のニーズが、メイン料理よりもカロリーが低い印象をもつ小皿料理のトレンドを後押ししています。乳製品を使った小皿料理は、コクがありまろやかな口あたりを実現するとともに、たんぱく質やさまざまな栄養素が豊富に含まれているため高い満足感をもたらすことができます。